氷菓は2012に2クールに渡り放送された京都アニメショーン制作の青春群像劇です。もともとは角川文庫の小説で原作米沢穂信先生によって書かれた作品です。
漫画版の著者はタスクオーナ先生です。
私たちはこのアニメ「氷菓」が大好きで毎年聖地巡礼に行っています。
聖地は日本、岐阜県高山市です。
高山市での聖地巡礼はまた別の記事にしていきますので今回は4月3日限定で行われる生き雛祭りについて書いていきます。
ここで、生き雛祭りに関して少し説明します
TVアニメ「氷菓」にモデルとして登場
高山市出身の小説家、米澤穂信さんの小説「古典部シリーズ」を原作としたTVアニメ「氷菓」最終話で、生き雛祭がモデルとして描かれました。
雛役を担うこととなったヒロインに頼まれ、傘持ち役を請け負った主人公ですが、祭りの進行にちょっとした問題が…というストーリーで、アニメを制作されるスタッフの方が下見に来られた実際の祭り風景が、美しい描写で登場します。
アニメ放送後の第62回生き雛祭ではヒロイン役の声優、佐藤聡美さんをお招きした催しを行うなど、氷菓ファンの皆様ともご縁が深まりました。
当日は「氷菓ファンイベント」も同じ会場で開催され、氷菓限定グッズの販売や氷菓グッズの展示、クイズ大会等の催しが開催され、全国の氷菓ファンの集い場となります。
駐車場の一角には、ファン自慢の痛愛車も集結します。
また、申し込みを行うと、傘持ち・旗持ちの役で、生き雛行列に参加する事ができます。
生き雛祭りとは
春のおとずれの遅い飛騨はひと月おくれの”ひなまつり”を迎えます。
このお祭りは、昭和27年、もともと蚕糸業が盛んだったこの地方で、春秋の2回蚕糸業祭がおこなわれて蚕糸業農家の年中行事となっていた養蚕豊鐃と地域農業の振興を祈念する春の養蚕業祭に、寒冷地のためにひと月遅れて行われるひな祭りをとり入れ、絹に象徴される女性の気品と幸福を祈念するために始まりました。
祭典と祭行列
祭りでは、雅楽が奏でられる中、赤鬼と青鬼を露払いに、雅楽を演奏する伶人、稚児、菱餅や酒杯を手にした巫女、そして選ばれた女性9人が左大臣、右大臣、内裏、后、五人官女となって続き、その後に奉賛会の人々総勢100名余りが、平安の昔を偲ばせるきらびやかな祭行列となり、表参道から境内まで約900mを40分ほどかけて練り歩きます。
祭典の最後には、特設舞台において、生き雛様の紹介や1年の豊作を祈願して、生き雛様による餅投げが行われ、菱餅や繭だんごが振る舞われます。
私はこの生き雛祭りも大好きなのでは毎年参加しています。もっとも祭り以外にも古典部メンバーが日常で歩く町並みもありますので高山市には一年に3~5回くらいは行っています。
ここからは、毎年4月3日に行われる時季外れな雛祭りを私が体験したレポートをしていきます。
その中でも2016年に行われた生き雛祭りについてです。
それでは、生き雛祭第65回の様子をお伝えします。
この日は朝から天候が悪くずっと気にしていました。
予報ではなんとか行列開始時間には降らなそう?って感じでした。天気がもってくれることを祈りながら会場準備へ
お祭り当日のスケジュール
- 日にち:平成28年4月3日(日)
- 09:30~ 【特別企画】コミック「氷菓」複製原画展
- 10:30~ 地元特産品の展示販売(神社境内にて)
- 13:00~14:00 生き雛行列(神社を出発し、周辺道路をゆっくり行列します)
- 15:00~ 生き雛様紹介・表彰式(神門前特設舞台にて)
- 15:20~ 生き雛様による餅まき(神門前特設舞台にて)
- 餅まき終了~ 氷菓企画・アフターイベント
会場に到着したのは午前9:00です。若干曇ってる…
そのあとタスクオーナ先生複製原画展を見に行きました~。めっちゃ楽しかった。
コミック氷菓複製原画展は、午前9時30分よりスタート
氷菓編、愚者のエンドロール編、クドリャフカ編、その他(遠まわりする雛編)に分け、全47点の複製原画を展示させていただきました。
氷菓編、愚者のエンドロール編
クドリャフカの順番編、遠回りする雛編、他。
そしてもう一つ!!
なんと、タスクオーナ先生からサプライズプレゼント
なかなか見ることが出来ない直筆色紙です!ヤバイすげえかわいい…!!!
タスクオーナ先生が、この日の為に、ご厚意で描いて貰ったみたいです。
交流ノートなどもたくさんありました。参加した皆さんがここに絵やコメントを書いていました。
アニメ「氷菓」の聖地巡礼in生き雛祭り 後編に続きます
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